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ISOリフォーム:ISO9001とISO14001の統合システム支援事例

「品質マネジメントシステムの活動と環境マネジメントシステムの活動を一元化する」

認証取得企業の概要

  • サイト:本社 東大阪市、関東、中部、中国、九州に4支店
  • 業種:製造設備の汎用部品販売
  • 従業員:約150人
  • 支援期間:約1年(支援開始から登録まで)
  • ISO認証取得の履歴:ISO9001,ISO14001  2年以上運用

1.ISO9001、ISO14001統合への企業のご要望

同社は、同業他社のISO認証取得を契機に、これまで4支店および本社でそれぞれかってな方法で仕事をしていることに対し何か柱になるようなシステムを持ちたいとISO9001認証を取得しました。さらに、業界での地位向上のために、ISO14001認証を後日取得しました。その後、1年間のQMS、EMSの活動から、両者の考え方、仕組みの共通点の多いこと、及び一部の活動は同じであることを実感し、これからもQMS、EMS の活動を続けるのであれば、2つの仕組みと考えるより、1つの仕組みとして取り組めるようにしたほうが、ムダや煩雑さがなく、従業員にも理解してもらいやすいのではと考えられました。

同社は、QMS・EMSの統合に際して、
実際の業務に則したわかりやすい仕組みにする。
すべてを一本化とはせず、活動が重複あるいは似ているところから実施しました。

2.統合支援の実施内容

(1)推進チームとスケジュールの設定

ISO9001およびISO14001の認証取得時のチームがほぼ重複していたので、推進チームの中核は重複者から若手メンバーを中心に選び、推進チームの責任者はISO9001およびISO14001の認証取得時と同じく常務様が担当しました。
スケジュールは、すでに両方の仕組みが動いていることもあり、毎月1回のコンサルタントが参加する会議で進め、活動期間を8ヶ月として、活動終了時にQMSとEMSの同時定期審査を実施しました。

(2)統合システムの構成

まず、統合システムの構成から考え、企業様の期待(わかりやすく、活動が重複あるものを一本化する)から、次のような構成としました。

  • 品質マニュアルと環境マニュアルは統合しない。各マニュアルは、それぞれの規格の要求事項に基づいたものとする
  • 規定、手順書、様式・帳票、記録など一本化するのは、下記の活動に関連するものとする。
    文書・記録の管理、目標展開・実行計画、教育訓練、作業環境、設備機器の管理、運用管理と製品実現の管理、検査機器の管理、内部監査、不適合処置、是正処置、予防処置、マネジメントレビュー

(3)リストの再構築

上記の構成を念頭に、次のステップで統合システムを構築し、各部署で新しい手順で教育を実施。

  1. 品質マニュアルと環境マニュアルの見直し(全体構成を決める)
  2. 規定類、手順書類の見直し
  3. 様式、帳票の一本化
  4. 目標・実行計画の一元化(会社にとって重要な課題)

3.コンサルタントからのコメント

  • 業務、活動内容が大きく変化なく、統合システムは違和感無く管理層及び従業員に受け入れられました。
  • 従来、品質(QMS)、環境(EMS)と別々の活動が、区別することなく、理解され、特に目標の設定、実行計画の策定では、顧客および社会的な環境への意識の高まりもあり、ほとんどすべての目標が品質、環境両方の活動に関係するものとりました。 目標の一本化は、記録類の減少、ISOへの考え方が「QMS、EMSだから」から「会社にとって重要なことは?」に意識が変わってきたことで大きなインパクトがありました。

4.事務局様からのコメント

  • 支援をいただき管理する文書の数が減ったこと、様式・帳票、記録も減ったこと負荷が減り、その結果、同時審査で審査費用も1割程度安くなりました。