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FSSC22000認証取得:食品安全マネジメントシステム

1.認証取得範囲
 
 
サイト:関東工場+本社(一部)
業 種:食品包装容器の設計開発及び製造業務
 
従業員:約300名
     
2.企業の概要、ニーズ
   同社は、既にISO9001及びISO14001を取得し、飲料関連の食品容器のメーカーとして東西にそれぞれ工場を構え国内上位の実績を誇っています。2011年春に、大手飲料メーカーの要請でFSSC22000の認証登録の認証取得を目指すことになりました。
同社は、これまでに品質、環境への取り組みを行ってきましたが、食品安全のためのマネジメントシステムは始めての取組みになります。そこで、まず関東工場を対象にFSSC22000の認証取得活動を行い、約半年後に関西工場への水平展開を図ることを目指して、食品安全マネジメントシステムの構築活動を行うこととしました。
本事例では、関東工場での認証取得支援の概要を紹介します。

   
3.実施内容
  (1) マスタープランの作成
    コンサルタントは、事前視察やインタビューの後、同社担当者と協議し、下記のマスタープランを作成しました。

  (2) 食品安全チームの指名
    食品安全チームリーダーに工場品質管理部門の責任者が任命され、製造、品質管理、設備管理、購買、物流等のリーダーがそれぞれの業務の専門家としてチームメンバーとなりました。 そのうち1名が、HACCPの外部研修を受講し、食品安全ハザードの専門家として力量を高めました。
  (3) 教育、ゾーニングと危害分析
    コンサルタントは、食品安全、衛生管理の認識を高めるため、"ゾーニング"と"フローダイアグラム(工程フロー)"を明確にすることを支援しながら、"食品安全ハザード"の基礎教育を平行して行いました。
"危害の洗い出しと分析"については、既存のモデルを基本に同社の"フローダイアグラム(工程フロー)"に合うようにカスタマイズして実施しました。このステップは難しいところなので、コンサルタントの助言・指導のもとに食品安全チーム全員で作業し、危害分析結果をまとめました。
  (4) PAS223[食品包装材の製造及び供給における食品安全のための前提条件プログラムと設計のための要求事項]への対応
    コンサルタントは、PAS223の要求事項に対応するハザードは何か?など、食品安全チーム及び関係者の要求事項の理解を徹底しました。さらに、審査機関によるギャップ審査を活用し、"PAS223適合性自己チェック表"を作成して、チェック・改善を積み重ねました。その結果、ハザード分析による代替手段の適用についても明確にすることができました。
  (5) 食品安全マニュアルなどシステム文書作成
    危害分析、CCPの決定などのHACCPの完成と一般衛生管理の枠組みができた時点で、これまで業務プロセスごとに準備した内容を、ISO22000規格にもとづき"食品安全マニュアル"にまとめました。
衛生管理規範、コミュニケーション規定、検証規定など重要な二次文書類も整えていきました。
文書作成では、ISO9001やISO14001など既存のマネジメントシステムとの整合性を取る必要があります。コンサルタントは、文書作成時に既存のマネジメントシステム文書の活用及び整合性に注意を払いました。
  (6) 内部監査員養成
    FSSC22000の内部監査員養成では規格要求事項の理解が重要となります。今回の取得に当ってはISO9001及びISO14001の既存マネジメントシステムの内部監査員にFSSC22000の内部監査員養成セミナーを受講してもらい、内部監査員の資格をとってもらいました。
  (7) 模擬審査など
    内部監査の結果や審査機関によるギャップ審査、ファースト審査所見なども活用してセカンド審査までに、食品安全マネジメントシステムの完成とPDCAの実績づくりをします。
その一環として、経営者層、現場、食品安全チームなど各層のPDCAの運用実績について、コンサルタントが模擬審査を行い、セカンド審査に向けて、問題点を解決していきました。
4.結 果
  (1) 運用開始と審査までに要した期間
    食品安全認識とHACCPの完成に6ヶ月、マネジメントシステム構築4ヶ月、運用期間4ヶ月でファースト審査を迎え、懸念領域の改善を経て キックオフから約1年4ヶ月でセカンド審査を受審しました。受審後1ヶ月以内に認証登録されました。
審査機関による指摘内容は組織の食品安全のレベルの向上に役立つものでした。 審査では指摘を恐れず、問題点を明らかにしてもらう姿勢が大切です。
  (2) 認証取得活動での食品包装材メーカーの食品安全管理のポイント
   
食品安全、衛生管理の認識を"食品製造"企業のレベルまで高める必要があります。
施設、設備が必ずしも食品安全を前提としていないため、ゾーニングや更衣室、トイレ、手洗いなどの施設の整備・管理が不十分になる傾向があります。
生物学的、化学的、物理的ハザードに加えて、食品包装容器の密閉性、成形不良など製品の状態に起因する食品安全ハザードの管理も重要になります。


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